認知症

飲み続けると認知症になる薬はある?具体的な薬剤名や対策方法を紹介

飲み続けると認知症になる薬はある?具体的な薬剤名や対策方法を紹介

睡眠薬や、抗コリン剤の中には、飲み続けると認知症になる可能性を高める薬が多くあります。

これらの薬を服用する場合は、必ず医師の指導のもと、認知症になる可能性をできる限り少なくすることが大切です。

本記事では、飲み続けると認知症になる薬を紹介するとともに、服用によって認知機能の低下が見られる際の対処法について解説します。

服薬による認知症リスクの増加に対して、不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

お問い合わせやご相談は無料で承っております。下記からお気軽にお電話ください。

薬剤起因認知症とは

薬剤起因認知症とは、日頃から内服している薬剤が原因となって、引き起こされる認知症のことです。

薬剤の中には、たとえ医師や薬剤師の指示を守って服用したとしても、認知症の発症リスクを高めてしまうものがあります。

薬剤起因認知症は、主に鎮静作用の高い薬剤によるものが多いです。強い鎮静作用によって過度な沈静や、かえって興奮状態を生み出してしまうことによって発症します。

日本神経学会が2017年に作成した、「認知症疾患診療ガイドライン」によると、認知機能障害が見られる患者のうち、2〜12%は薬剤に関連した認知障害であるとされています。

薬剤起因認知症の場合は、減薬や服用の中止を行うことで、認知症の症状が大きく改善されることが多いです。

ただし、服用している薬を自分の判断で中止したり、減薬したりすると、かえって強い副作用などが起こる可能性があります。

必ず医師や薬剤師に相談した上で、指示に沿って薬を減らしましょう。

飲み続けることで認知症発症リスクを高める薬

飲み続けることで、認知症発症リスクを高めるとされている薬は、下記の表の通りです。

系統

薬剤例

ベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬

ハルシオン、エチゾラムなど

抗精神病薬

リスペリドンなど

抗パーキンソン病薬

アキネトンなど

三環系抗うつ薬

トリプタノールなど

抗てんかん薬

フェニトイン

H2受容体拮抗薬

ニザチジンなど

第一世代H1受容体拮抗薬

ジフェンヒドラミン塩酸塩 など

 

特に、強力なベンゾジアゼピン系の睡眠薬や抗不安薬や、抗コリン作用を含む薬剤では、認知症発症リスクや、進行のリスクが高いとされています。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、非常に強力な効果を示すものの、副作用もあるため、慎重に服用する必要があります。

下記の記事では、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の特徴や、上述しているもの以外の具体的な薬名についても解説しているので、併せてご覧ください。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬とは?効果や副作用・具体的な薬名も解説

薬の服薬によって認知機能の低下が見られたら

薬の服薬によって、認知機能の低下が見られた場合は、下記のことを実施しましょう。

  • 担当の医師や薬剤師に相談をする
  • 少しずつ減薬を行う
  • 認知症を防ぐ生活習慣を身に付ける

それぞれ順番に解説します。

担当の医師や薬剤師に相談をする

薬を服薬することによって、認知機能の低下が見られた場合は、まずは担当の医師や薬剤師に相談をしましょう。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬を始めとして、認知機能の低下を引き起こす薬では、離脱症状が起こる可能性があるため、自己判断で服薬を止めることは危険です。

担当の医師に相談の上、認知機能の改善のための治療を行ってもらいましょう。

それと同時に、別の薬の処方や、減薬の管理を進めてもらうことを推奨します。

少しずつ減薬を行う

先述したように、認知機能の低下を引き起こす薬では、離脱症状が起きる可能性があります。

離脱症状は、比較的軽い物から、全身の痙攣、呼吸困難と言った命に関わる症状が発現することもあります。

そのため、少しずつ減薬を行い、離脱症状のリスクをできる限り抑えることが大切です。

認知症を防ぐ生活習慣を身に付ける

上記のことを実施しながら、認知機能の低下や認知症の進行を防ぐためのアプローチを行うことが大切です。

認知症を防ぐためには、生活習慣の改善が必要不可欠であり、無理のない範囲で下記のことを実施しましょう。

  • 朝は日光を浴びて起きる
  • 適度な運動を行う
  • 知識活動を行う
  • 栄養バランスが良い食事を摂る

認知症を防ぐためには、日常生活の改善が必要不可欠です。

服薬などに頼ることなく、自ら認知機能を維持するためのはたらきを積極的に行いましょう。

飲み続けると認知症になる薬があることを知った上で薬を服用しましょう

本記事では、飲み続けると認知症になる薬を紹介するとともに、認知機能の低下が見られた場合の対処方法について解説しました。

飲み続けることで、認知症リスクが高まる薬であったとしても、身体の状態によっては、服用せざるを得ないことも多く見られます。

そのような場合は、必ず医師や薬剤師の指導の下、必要最低限の量のみを服用するように心掛けましょう。

また、薬の服用後に認知機能の低下が見られた場合は、医師に相談の上、減薬や生活習慣の改善などに取り組みましょう。

銀座の心療内科エフェメールホームクリニックでは、睡眠障害や認知症の診察を行っております。

銀座の精神科ならエフェメールホームクリニック

自宅で診察や治療を受けられる在宅医療にも対応しており、薬によって認知機能が低下してしまった場合でも、改善に向けた適切なアプローチが可能です。

お体の不調などで、通院が難しいと思われる場合も、お気軽にご相談ください。

お問い合わせやご相談は無料で承っております。下記からお気軽にお電話ください。